ストレスをためやすい介護職は有意義な休日を

介護職、特に介護現場で働く人は、体力勝負である。一種のサービス業であるから、緊張を強いられる場面もあり、対人関係や夜勤などでストレスもたまる。休日は体力回復やストレス解消にあてたいものだ。ところが、せっかく、有意義に休日を過ごしたいと思っていても、実際には「ただダラダラするだけで1日が終わる」「起きたらもう夕方で何もできない」といった人も多い。

有意義な休日を過ごすと、疲労回復やストレス解消になるだけでなく、達成感や満足感が味わえ、しかも自己肯定感がアップする。休日は本来、何もしなくて良い日である。自由に使って良い時間だ。だが、何もしないとなぜか軽い罪悪感を抱いてしまう。罪悪感や自己嫌悪を抱いたまま睡眠に入ると、心も体も疲弊するものだ。ここは考え方を変え【あえて「休日はダラダラする」と決めてしまう】のも良い方法だだろう。ダラダラ過ごしたということは、しっかり休めた、メンタルを回復させたということであり、有意義な時間を過ごしたことになるのだ。

何かをして有意義に過ごしたいならば【動画や映画、ドラマを見る】のも良い。なんのためかと言えば、脳の思考、考えを止めるためである。せっかく体を休めても、頭で仕事のこと、失敗やミス、嫌なスタッフのことなどを考えていてはメンタルをやられてしまう。動画や映画の物語に入り込んで集中することで、頭を余計なことに使わずにすむ。同じ理由で【読書をする】【ゲームをする】のも良い過ごし方である。